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第3回六華ゼミ報告
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    第3回六華ゼミの報告です。
    講師は島村健志氏、高校卒業後単身渡米、ウエスタンミシガン大学からハーバード大学医学部の研究室を経て、現在ロヨラ大学シカゴ校医学部癌センターのAssistant Professor(日本では助教のポジション)として、主に肺癌治療の研究をされています。

    視聴覚室は今日も大入り満員です。
    今日も会場の視聴覚室は超満員。100枚用意したアンケート用紙が足りなくなりました。

    本日のテーマは「ハイブリッド日本人、アメリカを行く。〜堅忍不抜と自主自律の精神〜」。
    渡米後23年にもおよぶ(既に日本での生活よりも長い!)アメリカでの自らの経験を踏まえ、日本人が海外で戦っていくために必要なスキルと心構えを熱く語っていただきました。

    講義の様子。島村くん。ちょっと貫禄がついた以外は高校時代と変わらぬ面影。
    島村君。ちょっと貫禄がついた以外は高校時代と全く変わらない印象。

    自らのタイムラインの紹介では、「高校時代には自分が何をしたいのか全く判らなかった。やりたいことを一から探すつもりでアメリカに渡った」と語り、大学で初めて学ぶことの楽しさに目覚め、面白そうな分野の単位をを片っぱしから習得していく中で生物学の実験・研究にたどり着いたそうです。大きなピンチを乗り越えて現在に至るまでの過程を「自分は本当に人に恵まれていてラッキーだった」と振り返っていました。

    特別参加の小学生もメモを取りながら真剣に聴いています。
    特別参加の小学生もメモを取りながら熱心に聴講。

    講義の始めに「日本語ちょっと怪しいかも…」と話していましたがもちろんそんなことはなく、濃い内容の講義はあっという間に時間が過ぎていきます。今回の帰国の機内で慌てて作成した(!)とは思えない、ポイントを押さえた判りやすいスライドもさすがでした。

    「英語が下手でもコミュニケーションすることは十分可能」
    「外国では『自分はこういう人間だ』と自己主張しないと何も始まらない」
    「アメリカで絶対してはいけないことは人種と宗教による差別」
    「自分と違う人間を差別するのではなく、多様性を受け入れることの大切さ」
    「『人は宝』というのは国・人種・宗教・主義主張を超えて世界共通」
    「『国際人』であるためには、まず日本の文化や歴史を十分に理解すること」等、
    島村君の長い海外生活から得たリアルなアドバイスに聴衆は引き込まれていきます。

    そしてアメリカという国の懐の深さ、充実した研究環境にも触れながら「日本を出てからの方が『日本』を意識するようになった」と語り、最近カチンとしたことに他のアジア人に「日本はもはや競争相手ではない」と言われたことを挙げ、「堅忍不抜と自主自律の精神を兼ね備えた南高生は海外でやっていく資質を十分に有している。まずはやりたいことをみつけること。そしてその夢の実現に向けて絶対あきらめないこと。チャンスがあれば是非一度日本を出て自分の力を試してみてください」と、在校生たちの奮起を施していました。

    留学のすすめとこれからの日本への問いかけ。

    講義終了後も施錠時間ぎりぎりまで恒例のプライベート質問タイム。
    恒例の直接質問タイム。

    質問を待つ長蛇の列。
    質問を待つ長蛇の列。

    最後は小学生も。
    最後に小学生の積極的な質問タイム。時間が足りずに残念そうでした。

    そしてこの後打ち上げのため、実行委員と一緒にススキノへと席を移し、ほぼ卒業以来となる旧交を深夜まで温めたのでした(^^)。
    (今日はちょっと二日酔い…)

    今回実行委員会からのオファーを受け、本当に忙しい中時間を割いて帰国していただき、時差ボケを感じさせないエネルギッシュな講義をしていただいた島村君には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。11月の総会・懇親会への出席はさすがに無理との事でしたが、これからのますますのご活躍とまた再び一緒に楽しく飲める日が来ることを心から祈ってます!

    文責:佐々木(BOO)

    | 六華同窓会2013実行委員会 | 15:51 | comments(1) | - | - |
    Comment
    佐々木君を始め、実行委員の皆様、この機会を与えて頂いた事に感謝します。誰かが立ち上がらなくてはならない時に自らの犠牲を顧みず、自ら進んで六華の伝統を受け継ぐべく諸行事を企画、実行して下さって居る皆様の勇気と献身をここに讃えたく存じます。近年で最高の帰国になりました。
    Posted by: 島村健志 |at: 2013/08/31 10:18 PM








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